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この研究室では、今の宇宙がかくあるのは何故か?という疑問に、X線観測、特にX線スペクトロスコピーから少しでも答えることをめざしています。そのために、ものを作り、実験し、データを解析し、考えます。
一緒に驚き、そして、考えましょう。その中から、物理的な考え方を身につけてもらえれば、研究指導をする者としては大満足です。
装置開発や観測においては、放射線が電気信号として検知される原理から、測定誤差を与える要因を押えることで、人間が目などの感覚としては捕らえることのできない放射線の強度、エネルギーなどをどの精度で知りえるのか、どうやったらその精度をあげていくことができるのかを追求します。
観測結果については、これまでの観測、他の天体との比較、統計的性質から、実際にはいくことの出来ない遠方の、あるいは過去の事象、直接検出のできない「ダーク」な物に迫ろうとしています。
大学院教育とは、今の物理学ではどのように宇宙を理解しているか?を教えてもらうものではなく、どうやって論理の積み上げをしていくかという技法を学ぶ場です。それには、頭だけではなく手も体も動かしてのまさに体得を必要とします。その手間を厭わず、これまでの理解の地平を広げていくことに挑戦する方であれば、大学院を終えた後の進路に関わらずexcintingな研究ができると期待しています。
ISASコラム 宇宙 • 夢 • 人 第7回:宇宙の "妙なガス" の正体に迫る 山崎典子准教授
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