進学希望者へ 〜満田・山崎先生からのメッセージ〜

大学院進学希望者むけガイダンスのお知らせ

  1. 研究所紹介@本郷: 2009年5月31日(月) 14:45- (理学部4号館1220号室)
  2. 見学会@相模原キャンパス : 2010年6月11日(金) 16:00-

詳しくはコチラまで!

満田 和久 教授

mituda_sensei2.JPG何か不思議な現象に出会ったときに、これは何だ!?と驚き、何故だろう?と考えるところから科学は始まります。でも、ただ驚くだけでは、ただ何故だろうと思うだけでは科学にはなりません。

まず、先人に学ぶこと、次に、物理法則の基本に立ち返りながら、論理的な思考と実験(あるいは観察/観測)による実証を積みあげること。その中から、何故かを知るにはどうしたらよいかがが見えてくるでしょう。

しかし、論理的な思考を貫きそれを突き詰めること、自分の出した結果は正しいのだろうかと常に疑問を持ち、様々な角度から考えることは、そう簡単ではありません。

この研究室では、今の宇宙がかくあるのは何故か?という疑問に、X線観測、特にX線スペクトロスコピーから少しでも答えることをめざしています。そのために、ものを作り、実験し、データを解析し、考えます。

一緒に驚き、そして、考えましょう。その中から、物理的な考え方を身につけてもらえれば、研究指導をする者としては大満足です。

山崎 典子 准教授

高エネルギー宇宙物理学というのは、X線、γ線などを用いて天体からの放射を観測することにより、物理学としての新たな知見を獲得していくことを目的としています。具体的な研究のステップとしては2つあって、1つ目はこれまで以上に優れた能力をもつ観測装置を開発し、実際に観測が行える環境を整えること。X線の場合、地球大気が邪魔をしますので、「環境」すなわち人工衛星等で大気外にでることを意味します。

2つ目は実際に天体を観測し、その結果の意味を考えていくことです。この2つともに、これまでにわかっていることは何か、ということを把握し、そこから論理を積み重ねていくことで新たな理解へと繋げていく、という物理学の基本姿勢に、当たり前ですが基づいています。
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装置開発や観測においては、放射線が電気信号として検知される原理から、測定誤差を与える要因を押えることで、人間が目などの感覚としては捕らえることのできない放射線の強度、エネルギーなどをどの精度で知りえるのか、どうやったらその精度をあげていくことができるのかを追求します。

観測結果については、これまでの観測、他の天体との比較、統計的性質から、実際にはいくことの出来ない遠方の、あるいは過去の事象、直接検出のできない「ダーク」な物に迫ろうとしています。

大学院教育とは、今の物理学ではどのように宇宙を理解しているか?を教えてもらうものではなく、どうやって論理の積み上げをしていくかという技法を学ぶ場です。それには、頭だけではなく手も体も動かしてのまさに体得を必要とします。その手間を厭わず、これまでの理解の地平を広げていくことに挑戦する方であれば、大学院を終えた後の進路に関わらずexcintingな研究ができると期待しています。

ISASコラム 宇宙 • 夢 • 人 第7回:宇宙の "妙なガス" の正体に迫る 山崎典子准教授

興味をもたれた方へ

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東京大学大学院理学系研究科物理学専攻入学案内



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